クロス・マーケティンググループのグループ会社であるREECHは、インフルエンサー事業の強化に向けて、ネクストレンドの一部事業を6月24日に譲り受けたと発表しました。
同グループは、マーケティングDXパートナーとして、デジタルの力で顧客を支援する「総合マーケティングソリューション企業」です。今回の事業譲受は、デジタルマーケティング事業の中でも成長が著しい、インフルエンサーマーケティング領域の強化を目的としています。
ネクストレンドは、インフルエンサーを活用したマーケティング支援やWEB広告運用事業を展開しており、2017年4月の設立以降、急速に業績を拡大しています。同社は年間約3,000件のインフルエンサー施策を手がけており、その豊富な実績に基づいた投稿ディレクション体制やインフルエンサーの選定・マーケティング施策立案ロジックが強みです。また、美容・健康・食品関連メーカーや代理店と強固な顧客基盤を築いています。
今回の譲受により、デジタルマーケティング事業の中でも特にインフルエンサーマーケティング領域で高いシナジーを発揮し、ネクストレンドとクロス・マーケティンググループ双方の業績拡大に寄与すると考えられています。
具体的な事業シナジーとしては、REECHとのデジタルマーケティングにおける連携が挙げられています。ネクストレンドの顧客に対して、REECHの提供する「REECH DATABASE」を用いて、より広範かつ効率的なインフルエンサー選定を可能にすることで新たな付加価値を提供できるほか、REECHの顧客に対してはネクストレンドのノウハウを活かしてインフルエンサー選定後のプロモーション企画まで支援領域を広げることで、双方の業績拡大を図ります。
また、クロス・マーケティンググループ子会社のエクスクリエとも、プロモーション領域での連携を予定しており、エクスクリエの保有するプロモーション関連のソリューションをネクストレンドの顧客へクロスセル提案するほか、メディア・アフィリエイト運用人材を双方で連携し効率的な人員配置を行うことで業績の拡大を図る計画です。各社の強みを掛け合わせることで、より戦略的で精度の高いプロモーション支援が可能となり、今後の成長が期待されます。