GMOコマースが新規上場、力を失うグルメメディアに代わって躍進できるか?【メディア企業徹底考察 #280】

・GMOコマースは9月にグロース市場に上場し、飲食店向けマーケ支援を展開している
・デジタルマーケやSNS運用サポートを中心に安定した収益基盤を築き 成長余地もある
・低原価・低単価のビジネスで、ノウハウ蓄積と人材育成が今後の課題となる

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GMOコマースが新規上場、力を失うグルメメディアに代わって躍進できるか?【メディア企業徹底考察 #280】
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GMOコマース株式会社が8月21日に上場承認され、9月25日にグロース市場に新規上場しました。初値で2131円を付けましたが、26日の終値では1675円と軟調なスタートを切ったようです。

同社はGMOグループにおける11社目の上場。飲食店や小売店などローカルビジネスに対してマーケティング支援を行う会社で、中小規模から大手チェーンに至るまで1万5,000を超える店舗と契約しています。飲食産業は圧倒的な存在感を放っていたグルメメディアが力を失ったことにより、集客支援サービスには拡大余地があります。一方で、競合が多いのも確かです。

蓄積したノウハウで集客力をサービスに盛り込めるかが勝負のポイントとなるでしょう。

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《不破聡》

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