ハースト、デジタル動画強化で英国に「Hearst Canvas」を設置

・ハースト・ネットワークスが新たなデジタルコンテンツ事業「Hearst Canvas」を立ち上げる
・YouTubeなどでミッドフォームのオリジナル動画を展開し、新たな収益源を模索
・従来の放送中心からデジタル重視へ、柔軟な共同制作と多様な収益モデルを推進

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ハースト、デジタル動画強化で英国に「Hearst Canvas」を設置

ロンドンを拠点とするハースト・ネットワークス(Hearst Networks)は10月7日、新たなデジタルストーリーテリング事業「Hearst Canvas(ハースト・キャンバス)」を立ち上げると発表しました。YouTubeを中心に、デジタル、オーディオ、そして新興プラットフォーム向けにオリジナルのコンテンツブランドを開発し、次世代のメディア展開を図ります。

Hearst Canvasは、ハースト傘下の100%出資による新事業で、ハースト・ネットワークスのロンドン本社内に拠点を置きます。専任のデジタルクリエイティブチームが運営し、編集開発、タレントマネジメント、パブリッシング、商業提携などを統括するクリエイティブ・ディレクターの採用が進められています。制作自体は英国の独立系プロダクションへ委託する方針です。

テレビ局も傘下に持ち、プレミアムなコンテンツを得意としてきた同社ですが、デジタルネイティブの動画を更に強化しようという動きのようです。

デジタルオリジナルの成功を背景に


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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