ダラス・モーニング・ニュース、ハーストとの合併を株主が承認・・・アルデンは敗れる

・ダラス・モーニング・ニュースのハーストとの合併が株主に承認された
・アルデンは買収提案を引き上げたが拒否され、地域報道の弱体化問題が浮上
・長期的なジャーナリズムの維持を重視した株主の決定が注目されている

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ダラス・モーニング・ニュース、ハーストとの合併を株主が承認・・・アルデンは敗れる

米テキサス州の有力紙「ダラス・モーニング・ニュース」を擁するダラスニュース・コーポレーションの株主が、ハーストとの合併を承認しました。これにより同社は上場企業としての形態を終え、ハースト傘下に組み込まれることになります。提示された条件は1株あたり16.50ドルの現金買収で、株主投票ではSeries A株の77.0%、Series B株の98.8%、全体で89.3%という高い賛成率を得て可決されました(ヒューストン・クロニクル / ダラスニュース)。

ハゲタカファンドの提案を拒否


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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