「X」の所在地表示が暴いた影響力工作とメディアの果たす役割【Media Innovation Weekly】12/1号

・所在地公開により、情報操作や偽装アカウントの実態が明らかにされつつある
・国や組織の意図的な世論操作や外国の干渉が浮き彫りになっている
・メディアは検証と信頼性担保を強化し、付加価値の高い情報提供が必要となる

特集 ニュースレター
【11月開催】メタルギア事例やCC2松山社長登壇、ゲーム開発者向けイベントGTMF 2025の登録受付中です
「X」の所在地表示が暴いた影響力工作とメディアの果たす役割【Media Innovation Weekly】12/1号
  • 「X」の所在地表示が暴いた影響力工作とメディアの果たす役割【Media Innovation Weekly】12/1号
  • 「X」の所在地表示が暴いた影響力工作とメディアの果たす役割【Media Innovation Weekly】12/1号

おはようございます。Media Innovationの土本です。今週の「Media Innovation Newsletter」をお届けします。

メディアの未来を一緒に考えるMedia Innovation Guildの会員向けのニュースレター「Media Innovation Newsletter」 では毎週、ここでしか読めないメディア業界の注目トピックスの解説や、人気記事を紹介していきます。ウェブでの閲覧やバックナンバーはこちらから

会員限定のコミュニティ「イノベーターズギルド」を開設しました。Discordにて運営しています、こちらからご参加ください

★アプリも提供中です → AppStore / Google Play

今週のテーマ解説 「X」の所在地表示が暴いた影響力工作とメディアの果たす役割

ソーシャルメディアプラットフォームのX(旧Twitter)がアカウントの所在地情報を公開する仕様に変更したことで、オンライン上の情報流通に大きな衝撃が走っています。

アカウントの所在地の情報が見られるようになった

従来から匿名性の高さが特徴だったXでは、所在地が露わになったことで、一部アカウントが設定していた「キャラクター」や「所属」が実際の居場所と大きく異なっていた事実が相次いで明らかになりました。政治的・社会的な主張を積極的に発信していたアカウントほど、この乖離が目立ち、投稿内容と本拠地が全く結びつかないケースも確認されています。

この問題は、単なるプライバシーやプロフィールの整合性の話ではありません。オンラインで流通する情報の信頼性そのものに疑問を投げかけ、世論形成に影響を与える情報発信が、特定の意図を持つ組織や国外拠点から操作されていた可能性が浮上しつつあります。メディア企業にとっては、見過ごせない課題です。

所在地情報が可視化されたことで、これまで水面下で行われていた情報操作や世論工作が、徐々に白日の下に晒され始めています。


《Manabu Tsuchimoto》

関連タグ

Manabu Tsuchimoto

Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

特集