広告好調で東北新社が増収増益、営業と人材育成強化が奏功【メディア企業徹底考察 #292】

・東北新社は広告・コンテンツ事業の強化により増収増益を達成
・CM制作や音響字幕制作が好調、テレビ業界の苦戦を乗り越える
・アクティビストとの対立や売却進展など、今後の経営動向が注目される

企業 業績
広告好調で東北新社が増収増益、営業と人材育成強化が奏功【メディア企業徹底考察 #292】
  • 広告好調で東北新社が増収増益、営業と人材育成強化が奏功【メディア企業徹底考察 #292】
  • 広告好調で東北新社が増収増益、営業と人材育成強化が奏功【メディア企業徹底考察 #292】

株式会社東北新社は、2026年3月期第2四半期累計期間(2025年4月1日~2025年9月30日)を増収増益で折り返しました。

前期に映画専門の「スターチャンネル」を、ジャパネットたかた系列の株式会社ジャパネットブロードキャスティングに売却していました。この会社は50億円の売上規模がありましたが、剥落した分を広告プロダクションがカバー。特にCM制作部門の受注が好調で、戦略的に組織・人員の強化を図ったことが功を奏しました。

業績停滞局面から復活の兆しが見えてきました。

広告・コンテンツプロダクション事業への選択と集中を進める


《不破聡》

関連タグ

特集