日本最大の広告会社である電通グループが、成長戦略の岐路に立たされています。英フィナンシャル・タイムズ(FT)は1月14日、同社が進めてきた海外事業の売却交渉が崩壊に近づいていると報じました。この報道を受け、電通グループ株は東京証券取引所で一時11.43%安の3137円まで急落。時価総額は約8400億円まで減少しました。
2012年に英メディアグループのイージスを約32億ポンドで買収し、その後も相次いで海外企業を買収し、グローバル展開を本格化させた電通グループ。規模としては世界の競合に比する規模になりましたが、利益が追いつかず、その戦略の根幹を揺るがしかねない事態となっています。

