アクティビストがニューヨーク・タイムズ株を取得、AIによる収益拡大を訴え

・Fivespanがニューヨーク・タイムズの株を取得し、AI活用による成長を提案している
・AI技術で購読者拡大やコスト削減が可能と期待され、株価も上昇している
・同社は慎重な姿勢を保ちつつ、AI導入でデジタル競争力強化を目指している

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アクティビストがニューヨーク・タイムズ株を取得、AIによる収益拡大を訴え

アクティビスト投資ファンドの「Fivespan Partners」が、ニューヨーク・タイムズ・カンパニー(NYSE: NYT)の株式を新たに取得したことが明らかになりました。同ファンドは、AI技術を積極的に活用することで、同社の購読者基盤を大幅に拡大できると主張しています(Bloomberg)。

Fivespanは昨年、Dylan Haggart氏とSarah Coyne氏によって設立されたアクティビスト投資ファンドです。両氏は以前、ValueAct Capitalに在籍していた際にニューヨーク・タイムズへの投資を主導した経験があります。今回の投資により、同社にとって3年間で2度目のアクティビスト投資家からの圧力となります。


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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