株式会社Wallabeeが運営するGEO/AIO/LLMOプラットフォーム「Optyino.ai」は、生成AIの回答がSNS投稿をどの程度引用しているかを分析した調査結果を公開しました。
本調査では、商品・ブランド選びから旅行計画、トラブル対応まで幅広いジャンルにわたる80件のプロンプトを対象としています。2026年4月21日から7月9日までに取得されたAI回答66,095件を分析しました。
その結果、回答の34.62%にあたる22,881件で、SNS投稿が引用元として使われていることが判明しました。約3回答に1回答の頻度でSNSが参照されている計算です。
一方、引用URL全体585,675件のうちSNS由来のURLが占める割合は7.16%(41,944件)にとどまりました。SNSは「メインの引用元」ではなく「複数ある引用元の1つ」として組み込まれる傾向が示されています。
SNSの内訳ではYouTubeが52.10%、noteが27.85%を占め、この2媒体だけでSNS引用全体の79.95%に達しました。Instagram(6.87%)やReddit(4.93%)を含む残り6媒体はいずれも1桁%台です。
AIモデル別の違いも顕著でした。SNS回答率が最も高いのはBing Copilotの85.92%で、最も低いChatGPTの6.77%との間には約12.7倍の開きがあります。Google AIモードは55.89%、Google AI Overviewは51.06%と高水準でした。
検索連携機能を持つモデルほどSNSを引用しやすい傾向がうかがえる一方、ClaudeやChatGPTは10%未満と低く、モデルの設計によって参照する情報源が大きく異なることが分かりました。

AIモデルごとの参照先にも特徴があります。Google AI OverviewはYouTube比率が72.60%と高く、Claudeはnote比率が75.15%を占めています。ChatGPTはSNS引用自体が少ないものの、引用する場合はRedditが71.01%と突出していました。
Optyino.aiは、GEO/LLMO対策を検討する企業がSNS施策にどの程度リソースを割くべきか判断する材料として本調査を実施したとしています。




