都市出版株式会社は、東京をテーマにした総合カルチャー誌「東京人」を全面リニューアルし、10月号(9月3日発売)から発行すると発表しました。同誌は歴史、地形、建築、街、文学、人など多角的な視点から東京を深掘りする内容で、毎号70ページに及ぶ特集を特徴としてきました。創刊から40年の節目を迎え、デザインを一新し、オールカラー化と発色のよい用紙への切り替え、厚みと強度を高めた表紙への変更など、誌面の質感そのものを刷新しています。
新コンセプトとして掲げるのが「文化をつなぎ、文化を守る」です。これまでの文化発信にとどまらず、東京で育まれてきた文化を次世代へ継承する媒体を目指すとしています。リニューアル号の特集テーマは「銭湯」で、タイトルは「懐かしくて新しい──銭湯、次の時代へ」です。減少が続く銭湯業態の中で、建築家やアーティストが手がける「進化系銭湯」を取り上げ、黄金湯新宿店を手がけた建築家永山祐子氏や、小山薫堂氏とステファニー・コロイン氏の対談、狛江湯、東京浴場、改良湯といった事例、ペンキ絵師田中みずき氏の仕事などを紹介しています。

リニューアルに合わせて新連載も始まります。俳優の坂口涼太郎氏、作家でタレントのモモコグミカンパニー氏、庭師で俳優の村雨辰剛氏、作家の阿古真理氏らが執筆陣に名を連ね、エッセイやまち歩き、保存建築を巡る連載などを展開します。今後は誌面と連動したイベントや講座の開催も予定しているとしています。

「東京人」は定価1200円(本体1091円)、B5判132ページで毎月3日発売です。発行元は都市出版株式会社(東京都台東区上野)で、電子版もAmazon Kindleストアや楽天Koboなどで販売されています。









