民放公式テレビ配信サービス「TVer」を運営する株式会社TVerと株式会社フジテレビジョンは、TVer IDを使って提携サービスの料金を支払える決済機能「TVer ID支払い」を2026年10月22日から提供開始しました。
第1弾の提携先はフジテレビが運営する動画配信サービス「FOD」です。対象プランの購入・契約画面でTVer IDに登録したクレジットカード情報を利用し、簡単に支払い手続きができるようになります。FODは月額1320円(税込)の「FODプレミアム スタンダードコース」でドラマや映画など10万本以上が見放題となるほか、雑誌や電子書籍の配信、F1視聴プランなども展開しています。
背景には、動画配信サービスやデジタルコンテンツの選択肢が広がる一方で、ユーザーがコンテンツを知ってから実際に契約・購入するまでに会員登録や決済手続きなど複数のステップが必要となっている課題があります。TVerは「コンテンツを『見る場所』から、コンテンツとの出合い・体験・利用を広げるプラットフォームへ」というビジョンを掲げ、TVer IDを起点に出合いから契約までをつなぐ狙いです。
本機能では、対象サービスの販売や契約管理は各提携事業者が担い、TVerは決済機能の提供とTVer上での広告・送客を担当します。なお、この機能によってTVerの無料コンテンツが有料化されたり、新たな有料機能が生まれたりすることはありません。TVerは今後も放送局やコンテンツ事業者との連携を強化し、「TVer ID支払い」の対象サービスを順次拡大していく方針です。

