博報堂は、新聞社・出版社を中心とするメディアが培ってきた取材・編集の力を、生成AI時代のブランドコミュニケーションに生かすプロジェクト「Shomei AIO(ショウメイ・エーアイオー)」を始動しました。商標登録出願準備中で、AIO(AI Optimization)時代におけるパブリッシャーの価値を証明することをコンセプトに掲げています。
第一弾の取り組みとして、パブリッシャーの編集部と連携し、生活者が商品やサービスについて生成AIに投げかける問いを起点としたタイアップ記事を企画・制作します。
編集部が持つ読者理解をもとに、生活者がAIに尋ねる問いをカテゴリーエントリーポイントの観点から整理したうえで、各編集部の知見とAIOの知見を掛け合わせて記事をつくり、複数の媒体やプラットフォームで展開します。各メディアの編集方針や生成AIへの対応方針を尊重し、広告であることを明示する方針です。
背景には、生成AIを使った検索やAIが回答をまとめて示すサービスの拡大があります。生活者が商品やサービスについてAIに尋ねる場面が増えるなか、広告主にとってはAIの回答の中で自社ブランドがどう語られるかが新たな関心事になりつつあります。

博報堂は、取材と事実確認にもとづき読者の悩みに向き合ってきた新聞社・出版社の編集力が、AI時代に信頼される情報をブランドが届ける上で大きな役割を果たすと位置づけています。
今後は、AIへの問いを起点としたタイアップ記事の企画を最適化し、AIに実際に引用されたかを可視化・証明するツール「Shomei AIOプランナー(仮)」を開発する計画です。
自社商品と競合商品の引用状況を診断し、どの編集部とどの場面の記事をつくるかの意思決定や、制作後の情報資産化を支援する機能を想定しています。対象カテゴリーや参画メディアも順次拡大する方針で、博報堂DYグループの横断的なAI専門家集団「HCAI Professionals」の活動の一環としても推進されます。



