AIでメディア報道間の意見相違を把握・・・東大発ベンチャーが三井物産戦略研究所向けに提供

東大発AIベンチャーのストックマーク株式会社は、株式会社三井物産戦略研究所向けにAIテクノロジーを活かした論説ニュース分析システム「LOGOS(ロゴス)」の運用を開始しました。 「LOGOS」を開発したストックマークは、東大発のAIベンチャーでテキストマイニングとAI…

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東大発AIベンチャーのストックマーク株式会社は、株式会社三井物産戦略研究所向けにAIテクノロジーを活かした論説ニュース分析システム「LOGOS(ロゴス)」の運用を開始しました。

「LOGOS」を開発したストックマークは、東大発のAIベンチャーでテキストマイニングとAIを掛け合わせビジネス意思決定支援を行っています。

「LOGOS」は、世界中の論説ニュース記事を収集し、話題別に集約した中から、各ジャーナリストやメディアの意見の対立分布をAIが分析して注目に値するニュース記事や話題を自動的にピックアップし、地政学の多面的な分析や産業に与えるインパクトを考察する世界初のシステムです。三井物産戦略研究所ならではの独自の分析切り口や、新しい視点を定常的に見出すサポートを行います。

記事の収集には、ストックマークが開発・運営するWebニュースプラットフォーム「Anews(エーニュース)」のテキストマイニングとディープラーニング技術を活用。1日に30万記事以上配信されるといわれる世界中の論説ニュース記事を収集します。

LOGOS概要

LOGOSは、研究員のレポーティング業務のための世界中のニュースの収集効率化、地政学や産業に与えるインパクト、各関係者の意見の可視化を目的に運用します。レポーディングのための情報収集業務はこれまで人力で行っていましたが、LOGOSによって情報収集業務を高度化、効率化します。論説記事の各関係者や専門家の意見の対立分布を一瞬で可視化でき、より深い洞察をレポートに入れこむことが可能です。

三井物産戦略研究所エンドースメント

技術・イノベーション情報部部長 大野朝之氏のコメント

日々世界各地で発生する事象について、各地のメディア・ジャーナリストが発する膨大な情報をAIで分析、「対立する意見」がある記事を自動的に抽出・可視化することを目的として、ストックマークとLOGOSを共同開発しました。ストックマークには自然言語解析における高い技術力と顧客理解力を発揮頂き、LOGOS開発パートナーとして、スケジュール通りに想定通りのAIシステムを構築頂きました。LOGOSの活用が、多面的な見方の理解・洞察の深化や事業環境の変化の兆しの発見につながるものとして期待しております。

《s.m》

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