100万PVを超え、サロンも成長する日本酒専門メディア「SAKETIMES」小池潤編集長インタビュー

2020年6月19日で6周年を迎えた日本酒専門WEBメディアの「SAKETIMES」。2019年12月に開始したオンラインサロン「SAKETIMESサロン」の会員数は100名を突破。6周年を迎えるタイミングで月間100万PVを達成し、メディアとして順調に成長を続けるSAKETIMESの小池潤編集長に、…

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100万PVを超え、サロンも成長する日本酒専門メディア「SAKETIMES」小池潤編集長インタビュー
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2020年6月19日で6周年を迎えた日本酒専門WEBメディアの「SAKETIMES」。2019年12月に開始したオンラインサロン「SAKETIMESサロン」の会員数は100名を突破。6周年を迎えるタイミングで月間100万PVを達成し、メディアとして順調に成長を続けるSAKETIMESの小池潤編集長に、媒体運営、オンラインサロン、今後の展望についてオンラインでお話を伺いました。

SAKETIMES 小池潤編集長

―――月間100万PV達成、おめでとうございます。以前の記事で記事本数を減らしクオリティ向上に努めた、とありますが、具体的にはどのような方法や体制を取られたのでしょうか?

記事の本数を大きく減らしてクオリティ向上に注力し始めたのは2019年からですね。それまでは毎月80~90本ほど記事を掲載していたのですが、配信スケジュールに追われ記事のクオリティをキープするのが難しい、という事態に陥りました。

そこで、記事1本にかける時間を増やして品質を向上させる方針に変更し、思い切って記事配信の数を減らしたのです。これまでのデータをもとに日々の配信スケジュールを見直し、結果的に年間で200本ほど記事を削減しました。

SAKETIMES開設からこれまでの月間PV推移

―――量ではなく質を重視したと。記事はどのように編集をされているのでしょうか?

SAKETIMESでは1本の記事を3~4名で編集するスタイルをとっています。

具体的には、ライターからあがってきた原稿に対してまずは2~3名の編集スタッフが「どういった方向性で編集を進めるか」を決める会議を行い、その内の1名が最初の編集を行います。続いて、別の編集スタッフがチェックとブラッシュアップをして完成。記事によっては、そのあとにもう一度チェックを入れることもあります。

配信スケジュールを見直す以前も同様の体制をとっていたのですが、スタッフ間の編集に対するフィードバックやコミュニケーションにさらに時間をかけるようにしたところ、記事のクオリティだけでなく、編集部全体の編集力アップにも繋がりました。

個人作業になりがちな編集作業の中でもコミュニケーションの量を増やすために、より魅力的なタイトルの検討や細かい表現の良し悪しの判断などについて、「10分ください」などとお互いに相談しやすい環境を作ったことがポジティブに影響したと思っています。

この体制が実を結び、記事1本あたりのPVが約1.2倍になりました。

―――逆に、変えなかった部分はありますか?

日本酒の魅力を伝えること、ですね。

SAKETIMESの運営ノウハウをそのまま横展開すれば、ビールやウィスキーに特化したメディアも可能だと思います。私も日本酒以外のアルコールも好きですし(笑)。

ただ、それは私たちが本当にやりたいことではありません。会社としてのビジョンは「日本酒の未来をつくる」。日本酒の可能性を信じ続けることは、これまでもこれからも変わりません。

―――ビジョン・ミッションでメディア運営にも一本筋が通ったのですね。コロナ禍に際し、媒体に影響はありましたか?


《編集部》

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