コンデナストとエージェンシー部門のCitizenNetは、「Obsidian」と呼ばれるクッキーを用いないターゲティング手法を、同社の健康関心層7300万人にリーチする「Conde Nast Health」に導入したと発表したとMediaPostが報じました。
この「Obsidian」はAIを使った機械学習によって、高度なコンテンツ分析と、オーディエンスモデルやオーディエンスのコンテンツ接触から、コンテクストに沿ったコンテンツのスコアリングを実現し、それを活用した広告配信を可能とするものです。これまでもサードパーティデータを活用して同様のソリューションを提供してきましたが、これはクッキーを用いない手法だということです。
加えて同社では「Conde Nast Health Everywhere」と呼ばれる、ウェブサイト、動画番組、音声などコンデナストの様々なフォーマットを横断して360度でユーザーにリーチできる仕組みを導入したとのこと。同社では2021年に、複数のブランドで健康にフォーカスした20の新番組の立ち上げを計画しているとのこと。
