グーグル、オーストラリア当局の法案へ反論…ニュースへの支払いはサービス継続を困難に

オーストラリアにて提出された法案「News Media Bargaining Code(ニュースメディア契約法)」について、グーグルがオーストラリア国民に向けたメッセージを公開しました。この法案は、ニュースコンテンツの使用料をメディア企業に支払うようグーグルやフェイスブックなどのプラットフォームに義務付ける法案です。

文書では「この法案が可決さればGoogleは質の悪いサービスを提供せざるを得なくなり、ユーザーのデータが大きなメディアグループに渡される可能性がある」と主張しています。

さらに現在の関連度の高いものが上位に表示されるGoogle検索やYouTubeのアルゴリズムの維持も困難になり、ニュースメディアに優位性を与える危険性があると示唆し、この法案はユーザーの利便性を高めるものではなく、むしろ悪化させる可能性が高いとコメントしています。

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【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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