150年以上の歴史を誇り現在でも高く評価されている雑誌「The Atlantic」などを発行するアトランティック・メディアは、昨年から空席になっていたCEOに、コンデナストで「The New Yorker」や「WIRED」などで長く活躍し、現在も「WIRED」の5人目の編集長を務めているニコラス・トンプソン氏を迎えると発表しました。同氏は2021年2月に就任する予定。
フリーランスの記者、編集者としてキャリアをスタートしたトンプソン氏は、法律専門誌を経てコンデナストに加わり、同社で15年のキャリアを過ごしました。「The New Yorker」と「WIRED」の2つの編集部では、編集者としてジャーナリズムを牽引しただけでなく、プロダクト面では両メディアのサブスクリプションの立ち上げと成長に携わり、広告ビジネスを率いた経験もあり、マルチな才能を発揮してきました。