米国ニューヨークに本社を持ち、グローバルで32カ国と地域で展開するグローバル・メディア企業であるコンデナスト・ジャパン。「VOGUE」「VOGUE GIRL」「GQ」「WIRED」といった強力なブランドを擁する同社も近年ではビジネスモデル多様化を目指し、サブスクリプションにも取り組んできました。既に国内でも「WIRED SZ MEMBERSHIP」を展開しています。
改善の積み重ねでサブスクを成功に導く、コンデナスト・ジャパン高橋氏が語る「WIRED」の未来
そして2月1日に新たなサブスクリプションタイプの新サービス「VOGUE GIRL+」をLINE上で動くWebアプリ(=LIFFアプリ)として開始しました。LINE上で課金制の本格的なメディア展開、LINE Payを使って、会員制サービスの月額課金を行うパブリッシャーは国内初と見られます。その狙いや背景について、コンデナスト・ジャパン デジタルプロダクト統括ディレクターの牛木裕美氏にお話を伺いました。
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デジタルプロダクト統括ディレクター / Director,Head of Audience Growth & Digital Product
2000年よりインターネットビジネスに従事。大手Web媒体でのデジタル広告プロモーションコンテンツ制作、Webサービス・広告・ゲームの制作会社での新規サービス、メディア、プロダクト開発、フリーランスなどを経て、2014年6月にコンデナスト・ジャパン入社、2016年より現職。
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強力なエンゲージメントを生み出すLINEのパワー
「VOGUE GIRL」はファッションが大好きなミレニアル世代に向けたブランドで、読者は34歳以下が約60%を占めます。「しいたけ占い」という超ヒットコンテンツでも知られます。現在の月間ユニークユーザーは500万人前後で、ウェブで存在感があるのはもちろん、LINE公式アカウントでも160万人以上の友達を抱えて高いエンゲージメントを生み出しています。