「フジサンケイビジネスアイ」デジタル化を背景に6月末で休刊・・・以後は産経新聞内で業界情報を報道

株式会社産経新聞社と、その全額出資子会社の株式会社日本工業新聞社は、日本工業新聞社が発行する総合ビジネス金融紙「フジサンケイビジネスアイ」を6月30日付で休刊することを発表しました。 フジサンケイビジネスアイは、前身の「日本工業新聞」から平成16年にリニュ…

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「フジサンケイビジネスアイ」デジタル化を背景に6月末で休刊・・・以後は産経新聞内で業界情報を報道

株式会社産経新聞社と、その全額出資子会社の株式会社日本工業新聞社は、日本工業新聞社が発行する総合ビジネス金融紙「フジサンケイビジネスアイ」を6月30日付で休刊することを発表しました

フジサンケイビジネスアイは、前身の「日本工業新聞」から平成16年にリニューアル。中小企業やベンチャー企業を中心に、経済・産業情報を伝えてきた新聞です。近年のインターネットメディアの台頭を背景に、紙媒体として苦しい状況が続いており、今回の休刊に至ったようです。

7月以降は産経新聞に「フジサンケイビジネスアイ面」を新設し、産経新聞の媒体力を活用しながら、これまで同紙が力を入れてきた中小企業情報・業界情報を報じていくとしています。また、日本工業新聞社が取り組んできた展示会・イベント事業、顕彰事業などの事業部門は、3月末を目途に産経新聞社へ移管する予定。

産経新聞は積極的にデジタルメディアへの進出を図っており、紙面のレイアイトをそのまま読める「産経電子版」も発行しています。紙の新聞としては残念ながら休刊となってしまいましたが、実質的なデジタル化といえるでしょう。

《Hideaki Taga》

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