Spotifyがテレビ東京と連携・・・音声コンテンツレーベル「ウラトウ」制作の音声番組を配信

世界で3億4,500万人以上のユーザーが利用するオーディオストリーミングサービス Spotifyと株式会社テレビ東京コミュニケーションズ(以下、TXCOM)が連携し、テレビ東京が社内に設立した音声コンテンツレーベル「ウラトウ」制作のポッドキャスト番組を配信すると発表しました。

「ウラトウ」は、地上波テレビ放送局であるテレビ東京が、映像を使用せずに音声のみで番組制作に取り組む新しいプロジェクトです。人気テレビ番組『ハイパーハードボイルドグルメリポート』のディレクター上出遼平氏の「映像を捨てたい。」に始まる音声コンテンツの構想をきっかけに、有志のチームにより立ち上げたそうです。

SpotifyはTXCOMとのパートナーシップを通じ、「ウラトウ」が企画制作するオリジナリティの高いポッドキャスト番組を配信し、他にはないオーディオ体験をリスナーに提供するとのこと。スポティファイジャパン株式会社音声コンテンツ事業統括の西ちえこ氏は、「音声でしか創り出せない新しいストーリーテリングのスタイルを追求し、一人でも多くのリスナーに音声コンテンツの魅力を感じていただきたいと思います」と述べています。

またTXCOMは、オーディオストリーミングサービスとしての実績と専門性、世界に広がるリスナーコミュニティを有するSpotifyを通じて、オーディオ制作に関するノウハウやリソースを得るとともに、新たなリスナー層の開拓を目指すとしています。

本パートナーシップの第一弾は、4月28日公開の『ハイパーハードボイルドグルメリポート no vision』。この番組は、テレビ番組として人気の高い『ハイパーハードボイルドグルメリポート』の音声版となります。前述の上出氏がプロデューサーとして制作、Spotifyが独占配信します。

「食べる=生きる」をコンセプトに、ギャング・兵士・難民・出所者・貧困層など、世界各地のあまり知られていない場所で生活する人物を取材し、彼らの食事を通して生き方や人生観に触れるテレビ版に対し、音声版は舞台を国内に移し、カメラを持っては入れない知られざる世界にマイクのみで潜入し、顔を出さない音声だからこそ可能な密着取材によって、そこで生きる人々の本音や日常に迫るとのことです。

テレビ東京「ウラトウ」プロデューサーの井上陽介氏は、音声コンテンツについて「映像とは異なり、時間や場所に制限されず軽やかで自由、聴き手のイメージに委ねる部分が大きく、親密」と位置づけ、世界最大のオーディオプラットフォームであり、クリエイターへの支援も絶えず行うSpotifyと一緒に、これからのデジタル音声コンテンツの市場で、ビジネスモデルとしても新しい取り組みを実践していくと述べています。

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