苦しんできたSpotifyが通期黒字化間近、3つの好調要因とは?

・Spotifyが過去最高の営業利益を記録
・プラットフォームの収益力が強化され好調
・新技術への投資を続け成長戦略を推進

企業 業績
<p>NASHVILLE, TN – NOVEMBER 02:  General atmosphere view at Spotify presents An Intimate Evening With Shane McAnally at the Rosewall on November 2, 2014 in Nashville, Tennessee.  (Photo by Jason Davis/Getty Images)</p>
  • <p>NASHVILLE, TN – NOVEMBER 02:  General atmosphere view at Spotify presents An Intimate Evening With Shane McAnally at the Rosewall on November 2, 2014 in Nashville, Tennessee.  (Photo by Jason Davis/Getty Images)</p>
  • 苦しんできたSpotifyが通期黒字化間近、3つの好調要因とは?
  • 苦しんできたSpotifyが通期黒字化間近、3つの好調要因とは?

音楽ストリーミング大手のSpotifyが2024年第3四半期決算を発表し、過去最高となる4億5400万ユーロの営業利益を計上しました。同社としては創業以来初めての通期黒字化が見えてきました。

  • 売上高は前年同期比19%増の39億8800万ユーロ

  • プレミアム会員数は12%増の2億5200万人

  • 月間アクティブユーザー数は11%増の6億4000万人

  • 営業利益率は11.4%に改善(前年同期は1.0%)

「これまでの数年間、我々は成長と収益性の最適化の間でリソースを調整してきました。2023年にはMAUとプレミアム会員の記録的な増加を達成し、マクロ環境の変化に応じてコスト効率化にも焦点を当ててきました。その過程でヨーロッパでのオーディオブック展開、新しいサブスクリプション層の導入、プラットフォームへの動画コンテンツの追加など、ビジネスの変革も続けてきました」とCEOのダニエル・エク氏は振り返ります。


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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