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ブルームバーグの「開発と成長」、苦境を支えた3つのポイントとは

ブルームバーグ・メディアのCEO、ジャスティン・スミス氏が3月に開催されたエンダース・アナリシス社の「メディアと通信の2021 & Beyond」カンファレンスに登壇し、ニュースビジネスの現状と将来について議論しています。動画で全編を視聴する事ができますが、興味深いポイントをご紹介したいと思います。

https://www.bloombergmedia.com/press/bloomberg-media-ceo-justin-smith-speaks-at-enders-analysis-media-and-telecoms-2021-beyond-conference/

全ての企業が経験する苦境

スミス氏は、まずどのビジネスも苦境に立たされる時期があると語りました。

スミス氏は、苦境に立たされながらも素晴らしい功績を残した人物としてストライブ・マシイワ氏を例に挙げました。

マシイワ氏は、国際的なテクノロジーグループであるEconet Global社の創業者であり、エグゼクティブチェアマンでもあります。マシイワ氏は、経済的問題や政治的圧力から会社経営に大きな損害を受け一時破産寸前にまで追い込まれました。しかし、その後の彼の手腕により体制を持ち直し、現在では国際的に有名なテクノロジー企業にまで成長しました。

スミス氏は、マシイワ氏の例からも分かるように、輝かしい功績を残した人物にも苦しい時期が存在しているのですと語りました。

また、スミス氏は、ある調査によると、アメリカでは2020年でメディアビジネスに関係する約35,000人が職を失ったというデータがあるとし、現在ニュースビジネス業界もマシイワ氏のように苦境に立ち向かわなくてはならないと語りました。

ブルームバーグの苦境

スミス氏は、ブルームバーグも5年前に苦境を経験したと語りました。ブルームバーグは、その際に戦略を変更し、苦境の際に変更した戦略のことを「開発と成長」と呼んでいます。その戦略に基づき、6つの新ビジネスを始め、その結果、35%の利益増加を確保することができたと語りました。

講演では苦境に立たされていた際にブルームバーグが行った、3つのことが紹介されました。

  • 開発と成長マインドを持って苦境でも進み続けること
  • 優秀な人材の確保
  • アイデアを形にすること

1に関しては、初心に帰って企業の理念に基づいた行動を行なっていくことが重要であるとし、具体的には開発コンテストを開いていると紹介しました。

また、2に関しては、異なる経歴の人を積極的に採用し、異なる視点や新たな機会の提供を企業に取り入れているとしました。

このように、どんなに好調なビジネスでも苦境を経験する時はきます。その際にどのような理念に基づき対処するかを決定することが困難を乗り越える一つの方法でしょうと締めくくりました。

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