fluct、媒体社の1st party dataを活用した「Audience Link」の提供を開始・・・クッキーレスに向けて媒体社の広告配信方法を拡充

株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社で、パブリッシャーグロース支援事業を展開する株式会社fluctが、媒体社の1st party dataを活用した広告配信サービス「Audience Link(オーディエンスリンク)」の提供を開始しました。 近年、CDPR(EU一般データ保護規則)やCCPA…

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fluct、媒体社の1st party dataを活用した「Audience Link」の提供を開始・・・クッキーレスに向けて媒体社の広告配信方法を拡充

株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社で、パブリッシャーグロース支援事業を展開する株式会社fluctが、媒体社の1st party dataを活用した広告配信サービス「Audience Link(オーディエンスリンク)」の提供を開始しました。

近年、CDPR(EU一般データ保護規則)やCCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)などの法規制や各ブラウザのクッキー規制など、データ収集および活用に対する規制が世界的に強化されています。そのため、今後、自社サイト以外で収集した情報(3rd party data)を活用することが困難となり、媒体社の広告収益が低下すると予測されます。

こうした状況に対応するため、fluctは媒体社の1st party dataを活用した広告配信サービスとして「Audience Link」を開発しました。

「Audience Link」は、媒体に配信する広告を、サイト運営者向けGoogle認定パートナーであるfluctが、「Google AdManager360」を活用して、媒体社の1st party dataを組み合わせて配信をすることができるサービスです。

また同社が展開する広告配信プラットフォーム「GOLD SPOT」を利用することで、ジャック広告などの配信がスムーズになり、簡単によりインタラクティブな純広告配信も可能といいます。

今回、本サービスの第一弾として、株式会社メディア・ヴァーグが運営するウェブメディア「くるまのニュース」に導入。同社事業戦略部プログラマティック広告課課長である坂口巧氏は、媒体独自の1st party dataを活用したターゲティングによって、より広告主のKPIにあわせた配信設計の提案が可能になったと説明。

続けて「Audience Linkによるターゲティング施策とタイアップ記事広告を組み合わせた企画により、これまで以上に効率的にターゲットユーザにリーチすることができて大変嬉しく思います。今後も収益拡大とユーザ体験向上の両立を目指し、広告配信の最適化に取り組んでいきます」と述べています。

《oyoyon》

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