日刊工業新聞社、フューチャーのCMS導入でDX加速・・・新しい収益モデルを確立へ

フューチャー株式会社が、株式会社日刊工業新聞社(以下、日刊工)のIT戦略パートナーとして同社のDXを支援し、新サービス実現の中核を担うCMS(コンテンツマネジメントシステム)を稼働させたことを発表しました。

日刊工は、産業経済紙としてBtoBビジネスで必要とされる独自の情報コンテンツを多数保有していますが、これまでは新聞紙面をはじめとするそれぞれの媒体や事業ごとにデータが管理され、その利活用が課題とされてきたといいます。

本プロジェクトでは、フューチャーと日刊工が連携し、コンテンツを中心とした新たなビジネスモデルを構築。コンテンツを様々な媒体に横展開しつつ、各コンテンツの価値を商品として販売することで新しい収益モデルを確立する「インダストリアル・コンテンツ・サービスプロバイダー」を目指すとのことです。

ビジネスモデル実現の中核を担うCMSには、フューチャーが独自開発したGlyphFeeds(グリフィード)を導入。GlyphFeedsとは、取材記事や写真など全てのコンテンツを集約して管理するデータベースと編集業務ワークフローをWebアーキテクチャで実装した業界標準化フルクラウドサービスです。GlyphFeedsによって外部サービスへの連携基盤も整い、来春には、新聞業界では初となるコンテンツ販売のECサイトが開設される予定とのことです。

■GlyphFeedsで実現できること

ワンコンテンツマルチユース:媒体に依存しない「統合素材」を中心とした紙面とデジタルの統合編集が実現
柔軟な働き方:クラウド・WebアーキテクチャによりいつどこにいてもCMSへのアクセスが可能に
新規サービスの創出:コンテンツ活用APIにより外部サービスとの接続が容易に

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【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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