台湾TSMC、半導体需要急増で売上高は過去最高に

台湾チップメーカーのTSMCは1月10日、2021年売上高が1兆5,874億台湾元(約6兆6,000億円)となったことを発表。前年比18.5%増で、通年の過去最高額だ。

TSMCは台湾の新竹に本拠を置く半導体受託生産の世界最大手。同市場でのシェアは50%を超え、主要顧客にはアップルやクアルコムなどが名を連ねる。

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同社によれば、2021年12月の売上高は前年同期比32.4%増の1,554億台湾元で過去最高を記録。また、同第4四半期の売上高についてはCNBCが4,382億台湾元と紹介。四半期売上高は6四半期連続で過去最高を記録することになる。

世界的な半導体不足を背景に、TSMCら台湾半導体メーカーは2020年秋から2021年春にかけて10%以上の値上げを実施。さらに、TSMCは2021年8月にも最大で20%の値上げを計画していると報じられた。

投資銀行のChina RenaissanceはTSMCの2022年売上高を予測。製品の平均販売価格の上昇によって前年比23%増の成長を予想する。

(記事提供元: 経済をシンプルに解説するStrainer)

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