電通がデジタル販促の効果予測システム「SP COMPASS」提供 キャンペーン効果を算出

株式会社電通は、デジタル販促での参加者数予測や、最適なキャンペーン条件のシミュレーションができるシステム「SP COMPASS(エスピーコンパス)」の提供を始めました。 近年、スマートフォンでキャンペーンに応募でき、景品やポイントをもらえる「デジタル販促」が…

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電通がデジタル販促の効果予測システム「SP COMPASS」提供 キャンペーン効果を算出

株式会社電通は、デジタル販促での参加者数予測や、最適なキャンペーン条件のシミュレーションができるシステム「SP COMPASS(エスピーコンパス)」の提供を始めました。

近年、スマートフォンでキャンペーンに応募でき、景品やポイントをもらえる「デジタル販促」が注目されていますが、導入実績がない企業も多く、導入企業でも効率的な分析手法が確立されていないことによる継続課題も顕在化しているといいます。

「SP COMPASS」は、過去のキャンペーンデータやプラットフォーム事業者が保有するデータから、機械学習モデルでデジタル販促の効果を予測するアルゴリズムを構築します。ポイント数、キャンペーン期間、対象流通、平均購入個数などの予定する販促施策の情報の入力で「参加者数(=キャンペーン効果)」を自動的に算出するほか、参加者数が最大となるキャンペーン条件導出も可能とし、「SP COMPASS」のメソッドをもとにデータサイエンティストが伴走し、顧客企業ごとに独自にカスタマイズされたモデルの構築も可能としています。

同社はまず、「PayPayギフト」でのデジタル販促を対象にこのサービスの提供を始め、順次対象を拡大していくとしています。

「SP COMPASS」の仕組み
《Nakashima Takeharu》

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Nakashima Takeharu

Nakashima Takeharu

「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

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