テレビ朝日、リアルメタバースプラットフォームを展開するPsychic VR Labと資本業務提携

株式会社テレビ朝日ホールディングスが、株式会社Psychic VR Labと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

Psychic VR Labは、誰もが当たり前にライフスタイルの中でXRを利用する「空間を身にまとう」世界の実現を目指し、VRやARなどの作品を誰でも簡単に創造・体験できるリアルメタバースプラットフォーム「STYLY」を提供。日本を代表するIPとのコラボレーション企画や、地方自治体の観光や教育分野でのXR技術の活用など、多岐にわたって事業を展開しています。

もう一方のテレビ朝日ホールディングスは、地上波放送を軸に、アニメ、ドラマ、バラエティなど様々なジャンルのコンテンツを制作・発信。「すべての価値の源泉はコンテンツにある」という基本理念のもと、コンテンツを活用した新たなビジネス領域のひとつとして「メタバース」分野に着目し、これまでもメタバースを意識した番組の制作・放送、IP開発を行ってきたといいます。

今回の資本業務提携により、テレビやインターネット上での連携をはじめ、リアルな空間にXRレイヤーを重ね合わせることで新たな体験価値を提供するAR(拡張現実)分野での連携も推進していくとのことです。

具体的には、XRエンターテインメント事業における、テレビ朝日が保有するIPの活用、リアルイベントでの連携、テレビ朝日が保有する土地や施設での連携、さらにはXR人材の育成や、広告分野での事業トライアルなどにも積極的に取り組むとしています。

株式会社Psychic VR Lab代表取締役社長の山口征浩氏は、「XRにより拡張される都市を新たなメディアとして捉え、「都市型XRエンターテインメント事業」を推進する中、テレビ朝日グループの「すべての価値の源泉はコンテンツにある」という理念に共感した」とし、「来たるべき「リアル」と「バーチャル」が重なり合う時代において、同社が持つコンテンツ開発力と、弊社のリアルメタバースプラットフォームを掛け合わせ、都市空間自体の体験価値を高めてまいりたいと思います」と述べています。

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【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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