日本最大級の弁護士検索・法律相談ポータルサイトを運営する弁護士ドットコム株式会社が、2019年3月 第3四半期業績を発表しています。
目次
「クラウドサイン」・税理士マーケティング支援サービスが大幅に伸長
第3四半期の売上高22億4100万円(前年同期比+33.5%)、営業利益3億5100万円(▲12.2%)、経常利益3億5100万円(▲12.3%)、純利益2億1500万円(▲14.4%)でした。 積極的な先行投資を行なっていることから大幅に売上が伸びた一方で、利益は前年を下回りました。
第3四半期単体では売上高8億1200万円(+35.3%)、営業利益1億0700万円(▲23.3%)で、セグメント別では以下の通りとなっています。
・弁護士マーケティング支援サービス
4億5700万円
・有料会員サービス
1億4300万円
・広告その他サービス(クラウドサイン含む)
1億3100万円
・税理士マーケティング支援サービス
8000万円
広告その他サービスおよび税理士マーケティング支援サービスが大幅に伸長しました。広告その他サービスはウェブ完結型の電子署名サービス「クラウドサイン」の導入企業数が3万社、契約締結件数が50万件を超えたほか、ビジネスロイヤーズ関連の売上も寄与したと言います。
弁護士マーケティング支援サービス「弁護士ドットコム」の月間サイト訪問者数は1,146万人。「弁護士ドットコムニュース」による変動はあるものの順調に推移しています。有料会員数は期初計画を上回り約16万を超えました。登録弁護士数は15,000人を越え、有料登録弁護士は4,300人を越えました。
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クラウド型電子契約サービス「クラウドサイン」は、ネットワーク効果により導入企業が35,000社に達し、業界シェアは80%を越えました。契約締結件数も順調に増加し11万2,000件を越えました。
税理士紹介サービスなどを提供する税務相談ポータルサイト「税理士ドットコム」の月間サイト訪問者数は202万人へ成長。企業法務ポータルサイト「ビジネスロイヤーズ」の月間サイト訪問者数は45万人へ、会員数は1万5,000人を越えました。
クラウドサインを弁護士マーケティングサービスに次ぐ事業の柱へ
弁護士向けサービスではこれまで提供してきた集客支援に加え、情報提供・業務支援サービスを拡充していくことで、より多くの弁護士に利用してもらえるプラットフォームを目指します。
今後、「クラウドサイン」を弁護士マーケティング支援サービスに次ぐ中長期的な事業の柱としていくとしています。
スライドは2019年第3四半期説明資料より