企業・業界情報や統計データを束ねる情報プラットフォーム「SPEEDA」、経済ニュースメディア「NewsPicks」「QUARTZ」を運営する株式会社ユーザベースが2018年12月期の業績を発表しています。
売上高93億4000万円(前年比+105%)、EBITDA11億8000万円(前年比+100%)で大幅伸長しました。サービス別では以下の通りとなっています。
・SPEEDA
36億1000万円
・NewsPicks
29億6000万円
・Quartz
24億1000万円
・新規サービス
3億4000万円
「NewsPicks」は有料会員数が95,268人に増加。有料課金売上、広告売上共に大幅拡大しました。
米国のメディア業界は勝ち負けが鮮明となり、新興メディアの多くが苦戦している中、 「Quartz」は順調に業績を拡大しており、年間売上高は39.0億円(成長率26%)となりました。
50%近い売上が4Qに集中する 季節変動の大きいビジネスであることから今後は「コミュニティ」と 「有料課金」へ投資し、成長を加速していくとしています。
2019年も高い成長率を維持するが、「仕込み」の年とし、中長期への成長のため投資を積極化
2019年の売上高は135億円(前年比+45%)を計画しています。既存事業「SPEEDA」「NewsPicks」は売上高・利益を拡大させます。収益率の向上を目指す Quartzの既存事業(広告・ソリューション)は 黒字化を目指す一方で、「仕込み」の年とし、中長期への成長のため新規事業への計画投資を積極化するため、EBITDAを-5.0億円の赤字と計画しています。
スライドは2018年決算説明資料より