5月13日、「ディスカバリーチャンネル」などを運営するディスカバリーは、大手出版社コンデナストから「ゴルフダイジェスト」を買収したと発表しました。報道によれば買収金額は3000万ドル(約33億円)だとのこと。
ゴルフダイジェストは月間の動画再生回数6,000万、購読者数480万を誇る世界一のゴルフメディアです。
ゴルフダイジェストの他にも、ゴルフに関する人やイベントなどをデジタルとSNSで展開している「ゴルフワールド」や、世界的に有名なプレイヤーや指導者も出演するサブスクリプション型のインストラクションサービス「ゴルフダイジェスト・スクール」なども運営しています。
ディスカバリーは12年間のPGAツアーとの戦略的な提携を結んできましたが、今回の買収によりその提携をさらに拡大、世界最大級のゴルフデジタルネットワークを創造すると発表しました。ゴルフダイジェストを含めたワンストッププラットフォームとして、動画配信サービス、SNS、ブランデッドコンテンツなどを含む総合的なゴルフメディアを目指すとしています。
ディスカバリー のプレジデント兼CEOであるデビット・ザスラフのコメント
「Golf Digestは何百万のゴルフ愛好家、プロゴルファー、そしてグローバルな広告主にとってなくてはならないゴルフ界のグローバルブランドです。また、タイガー・ウッズとの契約やPGAツアー、欧州ツアーへの投資をはじめとするディスカバリーの世界有数のゴルフメディアプラットフォームになるという戦略に適合しています。現在、我々が展開しているGOLFTVにGolf Digestの受賞暦のあるジャーナリズム、幅広い客層へのリーチ、そして、多岐に渡るゴルフコンテンツを合わせることで更にビジネスを成長させ、全米最大のデジタルゴルフビジネスを作り上げたいと考えていました。ジェイ・モナハン氏(PGAツアー・コミッショナー)およびPGA ツアーは素晴らしいパートナーであり、我々はPGAツアーの輝かしい選手とそのプレイをより多くのデバイスで世界中の人々にお届けできることを嬉しく思います。」