株式会社ハースト婦人画報社が、クライアントブランドの課題に沿った広告施策を提案・実施する組織として、Hearst Data Studio (ハースト データ スタジオ)を立ち上げました。
Hearst Data Studioは、同社のファーストパーティデータによるセグメンテーションや、リサーチ機能などを活用して広告施策を実施。メディア横断の広告運用やデータ分析の知見を有する組織がファーストパーティデータを活用することで、ブランドのマーケティングをデータドリブンな手法で長期的に支援します。
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■Hearst Data Studioの提供するサービス
- Hearst Premium Audiences(ハースト プレミアム オーディエンス): 同社ファーストパーティデータを活用した、特定オーディエンスターゲット配信
- Research Analytics(リサーチ アナリティクス):同社メディアにてブランド広告記事に接触したユーザーのその後の態度変容に関するインサイト分析
- Sampling Campaign(サンプリング キャンペーン):ハーストID保有者に対する、商品サンプルの提供およびアンケートの実施
- Instant Insights(インスタント インサイツ):同社オリジナル記事上で訪問者の関心の程度を計測し、リアルタイム分析ができるオンラインアンケート機能。2020年リリース予定
高級志向のファーストパーティデータを利用したターゲティング施策を実現
同社は、ファーストパーティデータとして「ハーストID」という名称の約70万人の会員情報のほか、月間約1.5億PVのウェブトラフィックデータなど、同社メディアに掲載されるクラス感のある情報に関心の高いユーザーデータを豊富に保有。多様なライフステージや趣向に沿うメディアポートフォリオ、感度の高いEコマースの運営、媒体の世界観を体現するイベントの実施などにより、これらのファーストパーティデータを蓄積・整備してきました。
Hearst Data Studioは、このファーストパーティデータを有効的利用し、クライアントの課題を長期的視点から理解し解決策を提案する組織として発足しました。組織内にはメディア横断のセールスプランナーを配置し、社内スペシャリストとの協力体制のもとで活動を展開し、クライアントブランドが訴求したいメッセージを、同社が展開する多彩なメディア上で最適なユーザーへ届けるためのターゲティング施策に取り組みます。
また、広告運用によって蓄積されたデータや知見により、ユーザーのブランド認知、商品理解、購入検討、購買といった消費行動につながるコンテンツも提供していくとしています。