ニューヨーク・タイムスは米SECに提出した文書の中で、「新型コロナウイルスによる不安感や不確実性により、広告販売が減速傾向にあるように見える」と明らかにしました。
同社の社長兼CEOであるMark Thompson氏は、文書の中で「多くの企業がこの新型ウイルスの影響を受けている。」とコメント。しかしNYTのサブスクリプションビジネスにはあまり影響がなく、継続的に成長を続けているとのことです。
Mark Thompson氏は「多くの他の新聞社と異なり、NYTは広告収入ではなく定期購読ビジネスに注力している。」と述べたうえで「サブスクリプション数の増加やサブスクリプションビジネスによる収入の増加予測に悪影響は見られない。 サブスクリプションビジネスは引き続き堅調で、最新の収支報告で示した内容と一致している。」とコメントしました。