朝日放送グループホールディングスは新設したファンドを通じて、4月にローンチする予定の短尺動画配信プラットフォーム「Quibi」を展開するQUIBI Holdings,LLC.に投資すると発表しました。
「Quibi」はディズニーで活躍した後、ドリームワークスを創業したジェフリー・カッツェンバーグ氏が率いるスタートアップ。月額7.99ドル(広告付きの場合4.99ドル)のサブスクリプション型の短尺動画プラットフォーム。ハリウッドで活躍したカッツェンバーグ氏のブランドもありサービス開始前から大きな注目を集めていて、ハリウッドの最高品質の映像を10分程度の尺で展開していくとしています。
これまでに約20億ドルを調達していて、ハリウッドの大手やアリババなどが含まれるとのこと。朝日放送がどの程度の金額を投資したかは不明。朝日放送ではシリコンバレーを拠点とするベンチャーキャピタル、Pegasus Tech Venturesと組んでファンドを組成。朝日放送が99%を出資するファンドを通じてQUIBIへの投資を行っています。
今後、朝日放送はQUIBIのアドバイザリー・パネルに入り、戦略的な関係構築に向けて協議を行う予定だとしています。