グーグルは3月30日、Google Chromeで「Federated Learning of Cohorts(FLoC)」の試験運用を開始することを発表しました。クッキーのブロックが加速するなか、ユーザーのプライバシー保護とパブリッシャーの広告収益の両立を図る狙いがあるようです。
現在、多くのパブリッシャーがクッキーベースの広告に依存しており、ユーザーがクッキーをブロックすることでフィンガープリンティングのようなプライバシーを侵害する技術が生み出されています。そこで同社は、新たなプライバシー保護技術開発の取り組み「プライバシーサンドボックス(Privacy Sandbox)」を2019年より実施しています。これはクッキー廃止後もパブリッシャーがビジネスを成長させ続け、コンテンツへのユニバーサルアクセスが可能なウェブサイトを維持することを目的としています。
