おはようございます、Media Innovationの多賀です。スエズ運河で座礁した貨物船「エバー・ギブン」ですが、ネット上では擬人化などの創作が行われ、インターネット・ミームとして盛り上がっています。テトリスの画面に降ってきたエバー・ギブンが途中で詰まってしまう動画「Tetris (Suez Edition)」には思わず笑ってしまいました。
「Media Innovation Newsletter Daily Edition」では毎朝、メディア関係者必読のニュースや、Media Innovationに掲載されたオススメ記事を紹介していきます。
目次
4月10日の注目記事チェック
まずはMI編集部員が見つけたメディア関係の注目記事をご紹介します。
炎上対策、課金新機能…ユーザー数1.8倍「note」がめざすクリエイター共栄圏とは何か (Business Insider Japan)
大きな成長を続けるnoteが、事業発表会を開きました。TwitterやClubhouseなど、多くのプラットフォームがクリエイター支援の取り組みを強化していますが、noteは当初から「クリエイターファースト」を掲げており、ユーザーが楽しんでコンテンツ発信を続けられるような環境を提供しています。今回、DM内でクリエイターに仕事を発注、決済ができる機能を発表したとのこと。オンラインでのコンテンツ発信がますます盛んになる中、表現の場を独自のスタイルで構築しています。「noteはメディアかプラットフォームか?」という観点も興味深いですね。
CBSのテレビ局有力幹部2名を、人種差別や暴言の疑惑で追放 (Los Angeles Times 英文)
米テレビ・ラジオネットワークのCBSのテレビ局幹部2名が、女性管理職への嫌がらせや黒人コミュニティの軽視を行っていたとして解雇されたようです。著名な黒人ジャーナリストであるローランド・マーティン氏は、インタビューの中で「この2人を排除することは良いスタートだ。しかし、CBSではまだまだやるべきことがたくさんある。制度的、文化的な問題が存在しており、それらに対処するためのより深く、より広い計画を聞きたい」と述べています。
Twitch、プラットフォーム外でのユーザーへの嫌がらせにも対処するポリシー強化 (ITMedia)
2021年予測:TV、CTV、動画 (ExchangeWire Japan)
4月10日のMIオススメ記事
ここからはMIに掲載された記事を紹介します。
Apple Podcastの全番組の約4分の1が最初の投稿で終了・・・音声メディアコンサル調査【会員限定】
Apple Podcast以外のプラットフォームでも、継続できていない番組は多かったとのこと。ポッドキャストの注目度は急速に高まっていることは間違いありませんが、各社が発表している「番組数」は、成長の実態を示すための適切な指標とは言えず、むしろ、一過性の流行のような印象を受けてしまいます。
2020年第4四半期にYouTube上で削除されたコンテンツの統計・・・日本は動画削除約5万件で世界30位【会員限定】
動画、コメントの削除数は増加傾向にあります。毎日、数え切れないほどの動画が投稿されるYouTubeですが、削除動画のほとんどは自動検出機能で削除されているとのこと。驚くべきことに、削除された動画の35.9%は1度も視聴されることなく削除されたとのこと。モデレーションはどのプラットフォームにとっても対処しなければいけない課題ですが、YouTubeの自動検出機能はかなり強力なようです。
英テレグラフ、サブスクリプション好調で今年前半に60名のスタッフを追加【会員限定】
ツイッター、Clubhouseの買収検討か・・・40億ドルでの資金調達も検討
博報堂とnoteが業務提携・・・企業・ブランドの社会的意義を発信するサービス「new branding with note」を提供
Voicyで放送中の日経新聞音声ニュース「ながら日経」がフォロワー10万人突破
西日本新聞社、福岡に特化したニュースアプリ「西日本新聞meアプリ版」をリリース
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本日はここまでです。今日も一日頑張っていきましょう!
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