おはようございます、Media Innovationの多賀です。ジブリ最新作「アーヤと魔女」が新型コロナウィルスの影響で公開延期とのこと。ジブリ初の3DCGアニメということで、「ジブリのあの作画が好きなのに・・・」という声もあるようですが、歴史あるスタジオがあえて新たな領域に挑戦するのはすごいことだと、素人ながらに感じます。
「Media Innovation Newsletter Daily Edition」では毎朝、メディア関係者必読のニュースや、Media Innovationに掲載されたオススメ記事を紹介していきます。
目次
4月24日の注目記事チェック
まずはMI編集部員が見つけたメディア関係の注目記事をご紹介します。
ニュースの信頼性に関するロイター研の調査・・・正確性だけではなく、ブランドイメージと配信方法も重要 (NiemanLab 英文)
Reuters Institute(ロイター研)が、ニュースの信頼性についての新たな調査を実施。読者がニュースの信頼性を判断する基準は「複雑であいまい」ながら、信頼を築くためには多くのジャーナリストが重視している「公平性」や「正確性」だけでは不十分な可能性を指摘しています。よほど熱心な読者出ない限り、報道機関が大手であるかどうか、どの媒体(新聞、SNS、メッセージアプリなど)でニュースを受け取っているかといった側面によってその信頼性を判断せざるを得ないとのこと。
報道機関は、自分たちが何者なのか、他の報道機関とどこが違うのか、何を伝えたいのか、といったことを積極的に読者へ伝える努力が必要としています。
アップルがプライバシーポリシー変更に合わせ、広告ビジネスを拡大する計画 (Financial Times 英文)
アップルはiOSのアップデートによって広告識別子の利用に制限をかけようとしていますが、同時に、AppStoreにおける検索広告の枠を拡大し、広告をコントロールする計画があると報道されています。制限によってファーストパーティであるアップルが広告事業において相対的に優位性を高め、独占力を増すことが危惧されています。
動画配信「日本独自」で勝負 スタジオ確保、地上波連動……競争が激化 (ITMedia)
なぜワクチン予約まで手伝うのか? NYC地元メディアの取り組み (MIT Technology Review)
バーやレストラン、病院でサイレント広告を配信するAtmosphere TVが2500万ドルを調達 (Forbes 英文)
4月24日のMIオススメ記事
ここからはMIに掲載された記事を紹介します。
パブリッシャーにとってのNFTのチャンスとは? 特集「パブリッシャーのためのNFT入門」
今月の特集テーマは「パブリッシャーのためのNFT入門」です。まずは、世界中で盛り上がっているNFTの世界、そしてパブリッシャーがNFTを活用する動きについて概観します。国内外で毎日のように話題にあがり、多くの企業が参入を表明しているNFTは、パブリッシャーにどのようなビジネスチャンスをもたらすのでしょうか。
28日には恒例のオンラインイベントも開催します。ライト会員以上の方は無料で参加できますので、ぜひこの機会にご登録をお願いします。
ネットフリックス、新規会員獲得が大幅鈍化・・・2021年第1四半期の業績発表【会員限定】
動画ストリーミング業界の先頭をひた走るネットフリックスの業績はいまだ好調、営業利益は過去最高を記録しています。ただし、パンデミックによるコンテンツ不足などを理由に新規会員数の伸びは減速。Disny+やHBO Maxなどの競合サービスも順調で、今後の動きにも引き続き注目です。
コンテンツディスカバリー広告のアウトブレインが上場予定【会員限定】
音声配信プラットフォーム「Radiotalk」でリアルタイム対話が可能に・・・個の熱狂経済圏を拡大
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本日はここまでです。今日も一日頑張っていきましょう!
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