株式会社講談社が、読者のオタク的要素に着目したインターネット広告配信プラットフォーム「OTAKAD(オタカド)」の広告配信ロジックをアップデートしたことを発表しました。
今回の技術アップデートにより、メディアプランニングのさまざまなニーズに合わせた広告手法の利用が可能になったといいます。
目次
ターゲットユーザーの拡張配信や類推ユーザーへの配信が可能に
ターゲットユーザーの様々な行動履歴などのデータを基に類似ユーザーを算出することができるようになり、ユーザーリーチを広げての広告配信が実現。さらに類推機能を用いターゲット予備群を広げることで尺度(パーセンテージ)による拡張が可能になり、新たな見込み顧客へも配信できるようになりました。
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広告のパフォーマンスデータを利用したターゲット利用が実現
広告クリエイティブをクリック・表示・コンバージョンをしたユーザーをOTAKADのターゲットユーザーとしてセグメントを蓄積することが可能に。これにより、クリック・広告表示をしたユーザーを蓄積し、次回のキャンペーン時に利用するなど、様々なリマケーティングが可能になったといいます。
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興味関心の期間設定が実現、最短1日前の情報で広告配信が可能に
季節やライフステージの変化により、人の興味関心が1日単位で変わることに注目し、最短1日前のアクセス履歴を基にユーザーセグメントを作ることが可能に。ユーザーの「現在」の興味関心を捉え続けて配信することが可能になったといいます。
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その他、タイアップ記事への誘導施策として利用する際、タイアップ記事に訪れたユーザーの行動履歴に基づいた広告配信も実現可能に。タイアップ記事を読了したユーザーや滞在時間が長かったユーザーを分析し、類似ユーザーをタイアップ記事にさらに誘導したり、バナーからランディングページへ誘導するなど、企画広告におけるPDCAサイクルの実現も可能になるとのことです。