「Roblox」がIPライセンス基盤を提供開始 セガ、講談社、Netflixなど大手と提携

・RobloxがIPライセンス管理システムを開始し、プロセス短縮と透明化を実現
・大手と提携し、多様なIPを即座に利用可能にし、クリエイターの収益増加を支援
・業界全体に影響を与える新しい標準となり、今後の展開と拡大に期待されている

メディア プラットフォーマー
【7月16日(水)開催】デジタルメディアの収益化とテクノロジー投資を考える ~TVer CTO登壇セミナー開催~
「Roblox」がIPライセンス基盤を提供開始 セガ、講談社、Netflixなど大手と提携

メタバース系プラットフォーム大手のRobloxが7月15日、知的財産(IP)ライセンシングの新基盤「Roblox License Manager」と「Licenses catalog」を正式に開始したと発表しました。同社は初期パートナーとしてNetflix、ライオンズゲート、セガ、講談社と提携し、これまで数カ月を要していたIPライセンシングプロセスを数日から数時間に短縮する革新的なシステムを構築しました。

この新基盤は、Robloxが昨年発表した「グローバルゲームコンテンツ収益の10%をRobloxエコシステム内に流入させる」という野心的な目標の中核を担う戦略です。

新システムでは、Netflix「イカゲーム」「ストレンジャー・シングス」、ライオンズゲート「トワイライト」「ソウ」、セガ「龍が如く」シリーズなど7つのIPが即座に利用可能となっています。


《Manabu Tsuchimoto》

関連タグ

Manabu Tsuchimoto

Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

特集