ネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY lift」を提供するログリー株式会社が、「LOGLY lift」において、次世代画像フォーマット「WebP」の対応と画像最適化を実施し、表示速度の向上と指標となるPageSpeed Insights(※)の評価について大幅な改善を実現したと発表しました。
(※)Google社の提供するWebサイトのパフォーマンス最適化を支援するために設計ツール
「LOGLY lift」は、独自の自然言語処理技術と機械学習技術を用いて関連性の高い記事・広告を配信する日本初のネイティブ広告プラットフォームです。出版社や新聞社、ポータルサイトなど月間300億インプレッションを超える数多くの媒体を保有しています。
近年、Webサイトの表示速度の改善によるユーザー体験の向上を目的としてGoogleが開発した、画像の画質を担保したまま軽量化した画像を書き出すことができる新しい画像フォーマット「WebP」が注目されています。Googleによると、WebPを使用した場合、PNGの使用時と比べ約26%、JPEGでは約25~34%も画像の容量を圧縮できるといいます。
今回、LOGLY liftにおいて本対応を行うことで、PageSpeed Insightsの【次世代フォーマットでの画像の配信】項目が改善されました。
また、LOGLY liftでは、サムネイル画像を独自に最適化することで、Webサイトのパフォーマンス向上に寄与してきましたが、一部サムネイルにおいて画質の低下が発生していたとのこと。今回、WebPの対応も併せて行うことで、画質を担保しつつ配信することが可能になり、PageSpeed Insightsの【効率的な画像フォーマット】項目が改善されたとのことです。
■同じファイルにおける各パターン比較

上記サンプル画像から、画像最適化の精度を上げるだけではなく、WebP対応も併せて行うことで、ファイルサイズを最大で約83%軽量化し、画質を保った状態での配信が可能となることが示されました。
■PageSpeeed Insightsでの評価比較

本対応により、「次世代フォーマットでの画像の配信」の指摘や「効率的な画像フォーマット」の指摘が改善され、基準を合格したとのことです。
今回の対応により、LOGLY liftを利用しているメディアは、Webサイトの表示速度が向上することで、ユーザー満足度が向上し、さらなる回遊性と収益性の向上が見込まれるとしています。