スマートフォン向けの写真共有ソーシャルアプリ「Snapchat(スナップチャット)」を運営する米Snapは、クリエイティブスタジオ「Arcadia(アルカディア)」のローンチを発表しました。
「Arcadia」は、SnapにてモバイルAR広告を開拓した専門家チームが次世代のAR体験を開発し、より大きなAR創造のエコシステムのための技術革新をリードするクリエイティブスタジオです。戦略、インサイトに関するあらゆるニーズに対応し、ワークショップやインサイト、トレンド報告という形でAR戦略に関する専門知識を法人向けに提供するとのことです。
プラットフォームとなるアプリを横断したAR体験を開発し、ブランドや企業、クリエイターと提携します。なお、現在の時点で、P&G Beauty、Verizon、WWE、Shake Shackなどとの提携が確立しています。今後、ミレニアル世代やZ世代の利用者をターゲットに、ITインフラとして定着させることを目指します。
Snapchatでは、2015年にAR(拡張現実)レンズをローンチ。また、Snapchatを使用してのARショッピングを進化させてきました。Arcadiaをローンチすることで、デジタルマーケティングでのクリエイティビティとパフォーマンスの限界を真に押し広げるフォーマットとして、AR市場でのSnapの役割を強固なものにしていくとしています。