米国のビジネスメディアであるQuartzは、有料サブスクリプションのペイウォールを廃止し、全てのコンテンツを解放したと明らかにしました。同社は広告ビジネスからユーザー課金へと舵を切り、現在では2万5000人の有料会員を抱えているということですが、今後はコンテンツへのウォールではなく、ニュースレターで魅力を訴求していく計画です。
共同創業者兼CEOのザック・スワード氏は「Quartzのジャーナリズムを可能な限り利用しやすくすることで、壊れた世界と経済の秩序を修復するというQuartzの使命を達成することに繋がる」と述べています。今後は全てのユーザーに全てのコンテンツが提供されますが、何度も訪問していると、無料登録を促される場合があるということです。