創業者が振り返る「Quartz」の栄光と崩壊、ジャーナリズムはどう生き残るべきか【Media Innovation Weekly】4/14号

・Quartzは2012年に創刊し、優れたジャーナリズムを誇ったが凋落した
・プライベートエクイティによる買収後、経済的苦境に直面した
・現在、Quartzは「ゾンビブランド」となり、メディアの未来は厳しい状況にある

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創業者が振り返る「Quartz」の栄光と崩壊、ジャーナリズムはどう生き残るべきか【Media Innovation Weekly】4/14号
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今週のテーマ解説 創業者が振り返る「Quartz」の栄光と崩壊、優れたジャーナリズムはどう生き残るべきか

ビジネスメディアとして一斉を風靡したものの凋落の一途を辿った「Quartz」の共同創業者であるザック・シーワード氏が先日、同メディアの栄光と衰退の歴史を振り返る告別コラムを公開しました。2012年の創刊から2025年の実質的な終焉まで、デジタルメディアビジネスの厳しい現実と、プライベートエクイティによる買収後の崩壊までを率直に記しています。

2012年、Quartzは「The Atlantic」を発行するアトランティック・メディアの支援を受け創刊しました。「海軍に立ち向かう海賊船」を自称し、ニューヨーク・タイムズでも華々しく紹介されました。洗練されたウェブサイト、有力なジャーナリストの採用、そして「グローバリズム」という明確な価値観を掲げ、デジタルメディアの未来を再定義する野心を持っていました。


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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