【メディア企業徹底考察 #122】広告宣伝費抑制でメルカリが営業黒字化を達成、プライム市場への移行を意識か?

メルカリが2023年6月期の売上高が前期比17.0%増の1,720億円となり、170億円の営業利益(前年同期は37億円の営業損失)を計上しました。

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メルカリの2023年6月期の売上高が前期比17.0%増の1,720億円となり、170億円の営業利益(前年同期は37億円の営業損失)を計上しました。

営業黒字を出したのは今回で2度目。一度目はコロナ禍で特需が発生した2021年6月期。このときは特殊要因による一時的なもののように見えましたが、今回は広告費を抑制して意図的に黒字化を達成しているように見えます。メルカリは2024年6月期の業績予想を出していません。しかし、決算発表において「現時点で前年からの⼤幅な増益は想定していない」と説明していることからも、恒常的な黒字化を視野に入れていることが伺えます。

メルカリがプライム市場に移行したのが、2022年6月7日。2023年6月期から、明らかにステージが変わりました。


《不破聡》

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