気象情報を提供する株式会社ウェザーニューズが、15期連続の増収に向けて堅調に折り返しました。
2024年5月期第2四半期の売上高は、前年同期間比6.3%増の115億5,000万円でした。通期の売上高を前期比6.6%増の225億円と予想しています。前期においても同様のペースで折り返していたことから、今期の通期増収が現実的なものとなりました。
好調なのが気象情報アプリのサブスクリプションサービス。2023年は人気キャスターの炎上騒動でファン離れを不安視する声もありましたが、その影響も見られず有料会員を積み増しています。
本来の稼ぐ力に戻った2024年5月期の業績
ウェザーニューズは大きく分けると、BtoB事業とBtoS事業の2つを手掛けている会社。BtoBにおいては、船舶や航空機、鉄道などが安全に運航するための気象情報を提供しています。2024年5月期第2四半期のBtoB事業の売上高は、前年同期間比5.5%増の57億4,600万円でした。
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※決算短信より筆者作成(2024年5月期は通期予想)