Xのイーロン・マスクCEOが、プラットフォーム上でリンクを含む投稿の表示順位を意図的に下げていることを認めました。この発言は、外部情報へのアクセスを制限しているという批判を改めて浮き彫りにしています。
約200万人のフォロワーを持つポール・グレアム氏が「リンクを含む投稿の優先順位を下げることがTwitterの最大の欠点だ」と批判したのに対し、マスクCEOは「本文には説明を書いて、リンクは返信に入れればいい。これは単なる怠惰なリンク投稿を防ぐためだ」と反論しました。
この方針は、ユーザーに外部サイトへの遷移ではなく、プラットフォーム内でのコンテンツ消費を促す狙いがあるとされています。メタが運営しているFacebookでも同様の動作が確認できます。
他方、こうした状況はニュースへの言及を意図的に優先順位を下げる事に繋がり、記事本文を読まずにツイートだけが拡散されるリスクを高める可能性があります。