AIで書いた記事が受け入れられた業界【Media Innovation Weekly】8/18号

・暗号資産業界ではAIを活用した記事が増加し、2025年前半には半数に達する傾向がある
・一部メディアはAI記事の比率を高めつつも、慎重にバランスを取る姿勢を維持している
・AI生成のコンテンツは読者の関心やエンゲージメントを高め、透明性と効率性が評価されている

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AIで書いた記事が受け入れられた業界【Media Innovation Weekly】8/18号

おはようございます。Media Innovationの土本です。今週の「Media Innovation Newsletter」をお届けします。

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今週のテーマ解説 AIで書いた記事が受け入れられた業界

各メディア企業がAIの導入に注力する一方で、その実態はなかなか明らかになりません。そんな中で、暗号資産業界のChainStoryが詳細な調査と取材で、クリプト系のメディア主要5社が2025年上半期に公開した記事の約半数がAIもしくはAIサポートで書かれていた事を報じています。

ビットコインが12万ドルを超えて過去最高値を記録した好況に湧く暗号資産業界。トレーダーも重要な読者であることから、リアルタイムの情報発信が特に求められる業界でもあります。膨大なトークンが存在し、オンチェーンで取得できるデータも豊富ということで、AIによる執筆、分析は非常に相性が良いとも言えそうです。

AIに舵を切る「CoinDesk」とバランスを取る「The Defiant」の違い


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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