LINEヤフー株式会社の業績回復が遅れています。
2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)は3割を超える営業減益で、今期は上半期の営業利益が前年同期間の1.5倍に拡大しているものの、これは主にバリューコマースなど子会社の売却益によるもの。本業での稼ぎは回復しきっていません。
売上成長の鈍化が著しく、メディア事業は2025年3月期2Q単体(2024年7月1日~2024年9月30日)が4.2%の増収でした。LINEのアカウント広告は成長しているものの、検索広告はほぼ横ばい。ディスプレイ広告は5億円の減収でした。
主力のコマース事業にも停滞感が漂っています。