LINEヤフーのディスプレイ広告収入は前年割れ、メディア事業回復への道のりは遠く【メディア企業徹底考察 #190】

LINEヤフー株式会社の業績回復が遅れています。

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LINEヤフーのディスプレイ広告収入は前年割れ、メディア事業回復への道のりは遠く【メディア企業徹底考察 #190】
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LINEヤフー株式会社の業績回復が遅れています。

2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)は3割を超える営業減益で、今期は上半期の営業利益が前年同期間の1.5倍に拡大しているものの、これは主にバリューコマースなど子会社の売却益によるもの。本業での稼ぎは回復しきっていません。

売上成長の鈍化が著しく、メディア事業は2025年3月期2Q単体(2024年7月1日~2024年9月30日)が4.2%の増収でした。LINEのアカウント広告は成長しているものの、検索広告はほぼ横ばい。ディスプレイ広告は5億円の減収でした。

主力のコマース事業にも停滞感が漂っています。

調整後EBITDAの上方修正を発表するも本業の稼ぎは回復しきらず…


《不破聡》

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