YouTube、AIによる「顔と声の無断複製」防止を目指す「NO FAKES法案」を支持・・・大手プラットフォームでは初

・YouTubeがAIによる顔と声の無断複製防止の「NO FAKES法案」を支持
・法案は著作権保護を強化するためのもので、業界の支持を受けている
・表現の自由とのバランスを考慮し、AI活用の責任を問う課題が残る

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YouTubeが米国上院で再度提出された「NO FAKES法案」への支持を表明しました。この法案は、AIによって作成された人物の顔や声の無断複製から個人を保護するための法的枠組みを確立しようとするものです。

法案の概要と支持の広がり

「Nurture Originals, Foster Art, and Keep Entertainment Safe(オリジナルを育み、芸術を推進し、エンターテイメントを安全に保つ)」の頭文字を取った「NO FAKES法案」は、クリス・クーンズ上院議員(民主党-デラウェア州)とマーシャ・ブラックバーン上院議員(共和党-テネシー州)によって2023年から提案されています。今回は3度目の提出となりますが、大手プラットフォームであるYouTubeが初めて公式に支持を表明しました。


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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