SnowflakeがAI企業向けのマーケットプレイス、「USAトゥディ」やAP通信のニュースコンテンツも

・Snowflakeはメディア企業と協業し、信頼性の高いニュースコンテンツをAIに提供する仕組みを構築している
・コンテンツ所有者は権利を管理でき、企業は高品質な情報をリアルタイムにAIに活用できるマーケットプレイスを展開
・大手メディアや出版社が参加し、AI企業と連携した新しい収益モデルと信頼性向上を促進している

テクノロジー AI
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SnowflakeがAI企業向けのマーケットプレイス、「USAトゥディ」やAP通信のニュースコンテンツも
  • SnowflakeがAI企業向けのマーケットプレイス、「USAトゥディ」やAP通信のニュースコンテンツも
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データクラウド企業のSnowflakeが、メディア業界との新たな協業モデルを構築しています。同社は6月3日、年次ユーザーカンファレンス「Snowflake Summit 2025」において、USA TODAYやUSA TODAYネットワークを運営するガネット・メディアとのパートナーシップを発表しました。これにより、企業のAIアプリケーションに信頼性の高いニュースコンテンツが提供される仕組みが実現します。

新聞業界が軒並み苦戦を強いられる中、Snowflakeの今回の取り組みは、メディア企業に従来の広告モデルに代わる新たな収益源を提示するものとして注目されています。特に、AIによる無断学習が問題視される昨今において、適切な対価とライセンス条件のもとでコンテンツを提供する仕組みを構築したことは、他のメディア企業にとっても重要な先例となる可能性があります。


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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