SBIグループのFOLIOホールディングス子会社であるAlpacaTechは、Snowflakeマーケットプレイスにて、ミンカブ・ジ・インフォノイド(以下、ミンカブ)と、ミンカブの子会社であるミンカブソリューションサービシーズが保有する、日本株および米国株に関するニュースデータの提供を開始しました。
提供されるデータには、日本株・為替に関する市況、銘柄の材料・決算、経済ニュース、米国株に関する同様の情報が含まれています。これにより、金融機関や研究機関、コンサルタントなどの事業会社は、堅実かつタイムリーな株式市場情報にアクセスし、データ駆動型の意思決定を強化することが可能になります。
Snowflakeは現在、様々な業界でデータウェアハウスとしての採用が進んでいます。今回のデータ提供により、Snowflakeユーザーは簡便にニュースのサンプルデータを評価できるようになります。
AlpacaTechは今後、Snowflakeを活用したデータ活用基盤構築やコンサル支援に加え、販売データのサンプルを用いたトライアル分析ツールを提供する予定です。さらに、Snowflake上で動作するAIデータエージェント「アルクラ」の開発も開始しました。

「アルクラ」は、データサイエンティストとクリエイティブ制作者の2面性を持つAIエージェントです。金融ニュースなどのリアルタイムマーケットデータを分析・要約する機能と、バナーやLPを自動生成する機能を備えています。

今回の取り組みにより、金融業界や関連情報を扱う業界におけるデータ活用がさらに進展することが期待されます。企業や機関投資家にとって、より効率的で高度な意思決定が可能になるとともに、個人投資家にも恩恵が及ぶ可能性があります。
AlpacaTechは今後も、AIとデータ技術を駆使した革新的なソリューションの開発を進めていくとしています。テクノロジーの進化が、投資や経済活動にどのような影響を与えていくのか、今後の展開が注目されます。